「外交と防衛は大統領、内政は首相」の慣行に反し、5月に就任したサルコジ大統領(52)が日々の内政に熱心に口出しし、フィヨン首相(53)の出る幕がないため、フランスでは「首相不要論」まで飛び出しているようです。
左派系リベラシオン紙は6月末、「実はフランスには首相がいます。その名をフィヨンといいます」と皮肉ったといいます。
保守系フィガロ紙も「首相に残されている仕事はほとんどない」という国会議員の言葉を引き、政権内で存在感が薄いフィヨン氏の苦悩ぶりを報じました。
仏第5共和制で大統領は、内政については長期方針を示すだけで、議会に責任を持つ首相にほぼ任せてきたのですが、サルコジ氏は雇用改革で労組代表を大統領府に招いて直談判するなど、内政にも積極介入しているため、内政担当する首相の出る幕がなくなっているというわけです。
イスラエルでは、大統領の方が象徴的存在であり、実権を持たず、首相が実際の政治を担当していますが、逆ですね。
サルコジ大統領、内政に積極介入 「首相不要論」浮上(アサヒ・コム)
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