2007年7月10日火曜日

人種多様化措置:米連邦最高裁が「違憲」訴え認め、波紋

米国の公立学校で入学選考時に生徒の人種構成を調整する施策は、憲法が保障する法の下の平等に反すると主張して生徒の親が地方教育委員会を訴えた裁判の上告審で、米連邦最高裁はこのほど原告側の主張を認め、審理を連邦高裁に差し戻す判決を下しました。

全米で歴史的に行われてきた公教育での人種差別是正策を逆行させる内容と批判が出る一方、多数派の「逆差別」の改善につながるとの指摘も上がっているそうです。

裁判は米北西部ワシントン州シアトルと、中部ケンタッキー州ジェファーソン郡で、いずれの学区でも、生徒の人種構成 を多様化させるため、希望者が受け入れ可能人数を超えた学校などで「白人と少数派」「黒人とその他」といった人種区分に基づき入学や編入の可否を判断して いたことについて、各地域の教委を相手取って起こされたものです。

「人種のるつぼ」といわれる米国の、微妙な、繊細な事情が伝わってくる判決ではありますが、今後、どうなっていくのか、見ていこうと思います。


人種多様化措置:米連邦最高裁が「違憲」訴え認め、波紋(MSN毎日インタラクティブ)

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