道内 では、道立高校の掲揚・斉唱率が100%であるのに対し、私立は掲揚率66%、斉唱率38%(06年入学式)とのこと。
私立側は「金の配分権を通じて日の丸、君が 代を強要しているようなものだ」と猛反発し、道は今回限りで査定項目から外すことを決めたそうです。
道庁が今回、「国旗掲揚・国歌斉唱」の報告を求めたのは、補助金のうち「特色ある学校」枠の査定で、例年、「特色ある学校」枠では高評価の学校で2000万円程度交付されるのに対し、低評価だと1000万円程度にとどまるそうです。
道学事課は「今回は補助金の査定項目に織り込んだだけで、あくまで実態調査だ。これで金の配分を増減するつもりはない」と説明していますが、私立側は懐疑的で、ある校長は「実態把握が目的なら、調査方法を変えてわざわざ査定に組み込む必要があるのか」。教員の一人は「私学の経 営にとって補助金は大きい。学校は相当神経を使って報告書を書くのに」と憤っているそうです。
特に、キリスト教系の学校では、「マリア像の隣に日の丸を掲げろとでもいうのか」と反 発しているそうです。
(もちろん、学校に「マリア像」があること自体、プロテスタントの立場からすると違和感がありますが、それは各校の信教の自由ということでしょう。「日の丸、君が 代」の強要は、それとは違う問題です。)
近年の道議会では自民党議員が掲揚、斉唱の徹底を道に迫る場面が目立っており、そうした政治的な動きとの関連を指摘する声も上がっているそうです。
道は当初、調査は正当なものだとしていたが、反発の高まりを受け「私学の独自性に配慮しない無神経なやり方だった」と非を認め、来年度は査定項目から切り離し、別途調査するとしています。
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