今後は、具体的な作業内容、特に、黒鉛減速炉内に据えつけてある核燃料棒の扱いが焦点となります。
核燃料棒の扱いの手法は、原子炉内に据えつけたままにするか、抜き取って核燃料貯蔵プールに移管するかの、2通りがあるようですが、前 者の場合は、何らかの理由で北朝鮮が「初期段階措置」の実施中止を判断してしまえば、容易に運転を再開できるという問題があります。
これに対し、抜き取った場合は、同炉の即時再稼働が難しくなるものの、北朝鮮の意向次第では、核兵器に使用するプルトニウムを抽出するための再処理作業が容易となってしまいます。
また、使用した核燃料棒は腐食しやすく、ステンレス製容器などに詰め込んで厳重に保管する新たな作業が必要となります。
この究極の選択—。6カ国協議参加国やIAEAには「核不拡散の観点、安全 面の両面を考慮すれば、核燃料棒を取り外さない方がいい」との意見があり、一方、6カ国協議合意は、将来の核計画廃棄に向けた初期段階として停止・封 印を位置づけていることから「核計画廃棄に向けた第一歩を踏み出すには抜き取った方がいい」との意見もあります。
東アジアの安全、安定のため、さらに祈りたいと思います。北朝鮮:核燃料棒の扱いが次の焦点 寧辺核施設(MSN毎日インタラクティブ)
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