2007年8月25日土曜日

イスラム金融:オイルマネーで急拡大 英の存在感際立つ

MSN毎日インタラクティブによると、原油高で潤うオイルマネーを背景に、「イスラム金融」が急拡大しているそうです。

イスラム法(シャリア)が、不労所得である「利子」を禁じているという特殊な事情のため、「投 資」や「商品取引」などを介在させて運用益を生む独特の金融が「イスラム金融」ですが、当のイスラム諸国以上に存在感を示しているのが、英国の金融機関だそうです。

オイルマネー獲得とい う経済的な理由のほか、05年の英同時多発テロ以降高まったイスラム社会との緊張緩和を図る狙いもあるようとのことです。

イスラム金融の市場規模は、06年末で100兆円を突破したとの統計もあり、潜在的な市場規模は500兆円とも言われ、欧米の金融機関が相次いで参入しています。

最近、注目を集めているのがイスラム債券(スクーク)。中東諸国のインフラ整備などに使う資金を主にオイルマネーで調達するために発行されます。06年の発 行額は約2兆円に上り、前年から倍増したそうで、スクークを主幹事として引き受け、投資家を募っているのはバークレイズなど英銀行が目立ち、そのシェアは発行総 額の35%にも上るそうです。

こうした銀行の活動をバックアップしているのが英政府で、ブラウン首相は、財務相在任時の昨年6月、「ロンドンをイスラム金融の玄関口にする」と宣言しました。

背景には、同時多発テロ以降のイスラム社会とのきしみがあるようです。
英国は180万人のイスラム人口を抱え、貧困、失業がテロの背景にあるとも指摘され、政府 が育児や税制で便宜を図る一方、民間銀行も利便性の高いデビットカードを利用できる預金や住宅ローンなど幅広いイスラム金融商品の提供を始めました。

イスラムに絡んで、英国内の経済には、複雑な事情があるようです。

イスラム金融:オイルマネーで急拡大 英の存在感際立つ(MSN毎日インタラクティブ)

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